
将来医者として人の命に係わる学生とSDGsへの取り組み
医療を学び将来医者として人の生命に関わりを持つ学生さんの中でもさらにボランティアに関わりを持つ藤田医科大学学生ボランティア部FHUの方々へSDGsのカードゲーム体験会を開催させてもらいました。
藤田医科大学はSDGsについてしっかりと探求されていて大学が掲げる独創一理の精神を軸にロックストローム博士のSDGsウェディングケーキモデルを基礎に大学での取り組みをビジョン化しています。記事はこちら
医療×ボランティア×SDGsを掲げている学生さんたちへ向けてのSDGsカードゲーム体験会。わくわくしかない!
どんな展開になるのかとても興味津々。おまけにどのような話が聞けるのかも本当に楽しみな一日でした。

自分の取り組みを紹介
せっかくなので私自身のSDGへの想いと取り組みを紹介させていただきました。私のSDGsは自分で取得した資格を基に4番の教育(先生でも何でもないのですがw)を通じて自分が持っている知識や情報を多くの人に伝えることで1人でも多くの人にSDGsを知ってもらい、気づきを得てもらい、それを行動につなげるための種をまくこと。 ゲーム体験は通常は有料なのですがそれを企業様などで行ったSDGsやカーボンニュートラルなどの研修費
で得たお金を学校などの未来を担う人たちへ向けて無料(企業で行った研修費などを活用させていただいて)で行うことでお金と情報【教育】を回すというもの。私自身の利益はサラリーマンをやっているので必要ない。という観点で取り組んでいます。



プレイメンバーはボランティア部の8名。
今まで数多くの学生さんや生徒さんにゲーム提供していましたが、藤田医大さんの生徒さん(ボランティア部)は別格でした。
感覚的な行動なのでしょうか、SDGsの本質的な部分を理解した行動が自然と行われていました。
ゲーム内容のネタバレになってしまうので詳細は書きませんが、とても印象的だったのがやはり協調性と対話の能力がものすごい高いこと。ゲーム修了後にその感想を述べた際、とある学生が「やはり人の命を預かる将来像を目指しているので、自分ではどうにもならないことでも協力しあうことで何かできるかもしれない」自分以外へ向けた視点というものがしっかり身に付いている点が大変驚きでした。
『結果として人の命が救われる最善の取り組みをする。』その医者としての視点がそうさせているのかな。とも感じました。
ボランティア部の顧問の先生 若月徹先生は 能登半島地震で発災後にいてもたってもいられずにすぐにボランティアとして支援に向かわれたという先生。そのもとでボランティアについて学び、災害のリアルの話なども学びの情報としてインプットされる医学生さんはとても深い学びを得られているんだろうな…と感じました。ボランティア部の学生の中には先生について能登半島の被災現場へ赴き、避難所での支援活動をサポートしたりしていた学生さんもいらっしゃいました。
私も防災士の資格を取得したひとりの人間としてとても学びを得る機会となり、改めて自分のやるべきことについてよりブラッシュアップしていきたいと感じる良い一日となりました。